
場所はこのあたり
久々の山梨県ネタである
確認したら廃なネタでは御殿場馬車鉄道の山梨県境区間以来の山梨県だった
それ以前にはこちらも長野県との県境区間にある廃線を探索しているが純粋な山梨県のネタとなると2013年のNOeSISの聖地になった廃墟まで遡ることになるのでかなり昔の話である

今回は狐のおじさんとアニメ「ゆるキャン△」の聖地である洪庵キャンプ場にキャンプしに来たついでである




いつも通りの限界キャンプである

アニメ一話で見た風景

管理棟内もゆるキャン一色


本編はここまで

アニメにも若干映っていたが、洪庵キャンプ場の管理棟の裏にはトンネルが眠っている

中の倉隧道
昭和11年竣工 延長370m
入口は完全に埋められてる
山梨県は廃隧道をこのように完全にコンクリで埋めちゃうことが多い

場所はこのあたり
反対側に車でワープ
中の倉隧道のさらに手前、見返橋の西岸からスタート
ここは新中ノ倉隧道を含む中ノ倉バイパスのうち見返橋区間の旧道となる
車を止めてるすぐ後ろから旧道が続いてる
写りこんでるのはおじさん

入口は盛土がされている

谷沿いに沿って旧道は進む

崩落が多いが歩きやすい


遠くにここを橋でショートカットしてる現道が見える



ガードレールが捨ててある

標識が倒れてる

場所はこのあたり
見返橋東岸で現道と合流すると現在の中之倉トンネルが見ててくる
ちなみにこの中之倉トンネル「平成16年度道路施設現況調査(国土交通省)」によると『ナカノクラズイドウ』として掲載されている
しかしトンネル内の銘板は「中之倉トンネル」になっている
旧道は右側へ続いている

旧道は分岐すると真っ直ぐに平場が伸びており、やがて旧隧道へ通じる




中の倉隧道 下部側坑口
旧道のトンネルは「中之倉」ではなく「中の倉」である
ちなみに土地の名前は「中ノ倉」、現道のトンネルは「中之倉」なので全く統一感がない
若干土砂に埋もれつつあるが、本栖側坑口と違い遮蔽物がないので全体の様子が見やすい
見事な石造りの坑門だったようだ
ところで国道300号線は身延の波高島集落から下部温泉、常葉を経由して本栖に至る道だが、下部と本栖を結ぶ車道はこのトンネルの完成を待つまで存在しなかった
トンネルが出来たのは昭和11年のこと、それまでは南下して静岡県の芝川(現富士宮市)から中道往還を進むか 北上して市川から東に向かい(現在の山梨県道36号線)上九一色村から女坂峠を登り中道往還を南に進むのどちらかしかなかった
距離的には上九一色経由のほうが近いが、女坂峠は当時の地形図でも軽車道のみの記載 後にこのルートが国道358号線に昇格した際も長らく分断区間となった問題の場所であり、当時はギリギリ道として機能していたとは思われるが難所であったのは間違いないだろう
この時の本栖は経済の中心だった北の甲府盆地にも、物流が栄えてた西の富士川沿いにも容易に行くことが出来ない状況だったのだ
このトンネルの開通は本栖のそういった交通事情を飛躍的に改善させたことだろう


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