こんかい紹介するは 御殿場馬車鉄道の廃線跡 其の参でも登場した 駿東郡小山町須走にある旧鎌倉往還のものと思われる廃道である

御殿場馬車鉄道の廃線跡にでてくるこれ
右に入る道を旧鎌倉往還と案内している

実は細かいことは分かっていないので、これは後に御殿場馬車鉄道の須走以北の区間を調べるついでに調べようと思うので 今回はとりあえず先に進む

うわ…いきなりこれか…
正直さっきまで 藪の中を廃線跡を探し求めてたから勘弁してほしい

これは完全に廃道と考えていいかな、日常的にこの道を使ってる人が居るとは思えない

かなりの勾配がある下り坂である
須走の街へ入るには登らなければならないので これと同じぐらい後で登ることになるのだろう…
ついでに これで御殿場馬車鉄道が旧鎌倉往還を通らなかった理由がわかった
この勾配を避けた為だろう
馬車鉄道は現在の国道138号線と同じルートを走っており この国道は 須走の街に入る前に葛折のように勾配を稼いでから須走へ入ってくるが これは馬車鉄道由来のものなのだろう
国道は旧甲州街道(東海道の三嶋宿の三嶋大社の西脇から別れ 旧矢倉沢往還を進み 御厨で 矢倉沢往還(足柄街道)と別れ籠坂を越えて甲斐国へ行く街道)に沿っている しかし旧甲州街道が勾配緩和の為に葛折で稼ぐ必要性が出てくるのは 馬車道(馬車鉄道ではなく 普通の馬車)のための明治道が誕生し始めた明治以降である
したがって 江戸まではこちらの経路を通っていたと思われる 現在の籠坂峠の葛折も無かったと古地図には書かれており 馬車鉄道に沿って国道が後に造られていることがわかる──この事実が馬車鉄道の須走以北の区間において謎を呼んでるのだがこれはまたの機会に
ちなみに 鎌倉往還は 矢倉沢往還(足柄街道とほぼ重複している)と足柄で別れ 御殿場馬車鉄道の廃線跡でも通った柴沼田を経由して須走へ向ってるが この区間では足柄街道と重複しているので この区間でも鎌倉往還でも足柄街道でもあると思われる

石積かな?(覚えてない 忘れた)

倒木
これで完全に廃道であることが判明した

何故だかようやく閉鎖が見えた
ここで閉鎖するの?

ん?なにかあるぞ
「発電所跡」?なんだそれ聞いてないぞ

下を覗いてみる……
は?水路トンネル?!?!
──いや、一種の橋かな……?

また土管橋か…御殿場馬車鉄道にもあったけど 多いな
しかも、さっきの下り坂より急勾配の上り坂ときた
この勾配 別に発電所があったことに関係するものではなく 元々であろう
発電所については現段階では何もわかってないので またの機会に紹介する→「【遺構探索】旧須走水力発電所跡」をupしました

発電所も含め この古道は詳しく調べる価値がありそうだ
御殿場馬車鉄道のこの先の区間にも関係することだし

反対側の封鎖が見えてきた
こっには「全面通行止め」
──まぁ、妥当だろう
おそらくかつては馬車が往来してて もしかしたら自動車も走ってたかもしれないが 今の状況では二輪車すら無理であろう

そのまま進むと現在の国道138号線でもある 旧御殿場馬車鉄道の跡へとたどり着く ここからは須走の街へと入り 今でも街道の風景を残している
さて、結果として現国道の旧道に当たるこの旧鎌倉往還の古道、一体どれぐらいまで使われ 放棄されたのか
これについては、御殿場馬車鉄道について調べていた関係でほぼ判明しているのだが さらに確証を深める為に 後日、詳細を調べて 【考察編】をうpる予定です


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