菅田隧道/宮城県東松島市宮戸島

廃道とか旧道とか未成道とか

これの続き


場所はこのあたり

奥松島にある宮戸島
そこを起点とする宮城県道27号奥松島松島公園線
それを終点側から起点側へと走ってみると、謎の穴をみつけた


中はこんな感じ
大鮫隧道と同様な素掘りトンネルである


反対側はこんな感じ
すぐ横の切通の旧道に当たるんだろうか?
一応車が通れなくはない高さだが、それでもちょっと狭いなと思うトンネル

さて、地図にも載ってないこのトンネル、元々はこちらのブログで存在を知ったのだが 名称も経歴も不明の謎のトンネルということだった

こちらでも調べてみようと、トンネル一覧を見てみると宮戸島には「大鮫トンネル」と「菅田トンネル」の2つのトンネルが載っていることが分かる
しかし現実には既に紹介した大鮫隧道と小鮫隧道 あとこのトンネルと もうひとつ室浜のトンネルの4つのトンネルが存在した
した、と過去形にしたのは、最後のトンネルは震災後に開削されたので現在は存在していないからだ

名前が分かってる大鮫隧道と恐らくトンネルとして機能してない小鮫隧道を除外するとここのトンネルと室浜のトンネルのいずれかが菅田トンネルということになる

ところでこの菅田だが、この近くの大字名なのでこのトンネルこそが菅田トンネルなのでは?と私は思ってたのだが確証がない。先程リンクしたブログも当初は室浜のトンネルこそを菅田トンネルとしていた。
現地にヒントとなるべきものも一切なかったのだが、もしかしたらと思い東松島市の資料を探ってたところ……


お前めっちゃ菅田トンネルって書いてあるやん……

この資料は東松島市トンネル長寿命化修繕計画 というpdf資料である 興味のある方は各自見て欲しい

この資料で修繕の対象となるトンネルについて宮戸島の大鮫トンネルと菅田トンネルの2つが上げられてる

これでこの2つのトンネルが未だ市の管理下にある事が分かるのだが、驚くべきことは 既に廃道、廃隧道であるこの二つのトンネルを修繕する気があるということだ。

大鮫隧道は鮫ヶ浦で続く唯一の道故に鮫ヶ浦が廃港、それまでの道が廃道と化していたといても修繕する必要があるのはまだ分からなくない
しかしここ菅田隧道はすぐ横に切通で抜けてる道があるからもはや修繕する必要があるのか疑問である

また この資料では今まで謎だった大鮫隧道の建設年代を昭和10~20年頃と推定している。これは私の考察とも一致してるが、恐らく市側としてもこのトンネルは特攻隊基地と無関係ではないと考えているのだろう。


ちなみに市はこの2つのトンネルを緊急性は低いが計画的な修繕計画が必要だとしている
菅田隧道では資料によれば剥落があったようだが、現地で見る限り目立ったダメージはなかったように思える
一方大鮫隧道は明確に崩落や剥落の後が現地でも見えたので本当に長寿命化する気があるなら早急に対策すべきなのではないだろうか?
正直なことを言うとあのトンネルはあのままの雰囲気で置いておいて欲しいが……


ちなみに、かなり長期間の計画が既に立てられてた
大鮫隧道では既に去年剥落対策工事を行ったようだが、現地でそれらしき跡は見かけなかった
菅田隧道では今年その工事を行うようだが、本当にするのだろうか?

さて今回で宮戸島のお話は終わりである

色々と見どころがあり、仙台からも近く、なにより鮫ヶ浦の雰囲気が気に入ったので時より訪ねることになりそうだ

おわり

実はこの記事につづく

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