「茶畑に眠る廃発電所【笹間渡水力発電所跡 その2 / 発電所遺構探索】」の続きです
※探索は自己責任でお願いします

さて、前回 発電所の水路の方を調べましたが 次はこの発電所への道を探します
建築資材を運ぶ為や発電所へのアクセスの為に作られた”かも”しれない あるかないかも不明な発電所アクセス路を探すというわけです
同じような事を考えた人も実際に居て 中には実際に道”らしき”ものを見つけたという情報もありましたが その全容を解明した人はなかなか居ないみたいです
というわけで とりあえず 道”らしき”ものを探します

──果たしてそれは簡単に見つかった(2回目)
川から発電所へと登る為にかけられてると思われる梯子の隣にそれはあった
ここに来るのにも その梯子を使用したのだが その時すでに それらしきものがあるなー……とは思ってはいたが 流石に簡単に見つかりすぎなのでは? と思い 見なかった事にしてたのだ
ちなみに、写真だと 分かりにくいですね
それでは進んでみましょう
ちなみに、入口は発電所の南側です


いやもう……明らかに道じゃん……
おそらく 僅かながら情報にあった 道”らしき”もの とはこのことでしょう
水圧管路もそうだが……どうしてこうも簡単に見つかってしまうのか 運でもついていたのか…… 良く分からない


切通…までとは言わないが これが出来るということは かつて道があったことは間違いないのでしょう
もしかして、この幅だと車道なのか?
そういえば 発電所の中には自転車もあったので かつて自転車はここを通ってたのかもしれませんね

──ですが、そう簡単には行かないみたいで 崩落で道が消えてますね
というかこの時点ですでに4ヶ所ぐらいの崩落地点を通過していましたが
落ちたら 急斜面を転がり やがて崖から大井川へ自由落下するので 無理するのはやめました
行けないことはない気がしますが…

その後、結局大井川を渡ることになり 死にそうになりながら大井川第一橋梁へ
暇なので撮り鉄の真似事を

SLも来ました──どちらかというと 戻ってきたのはこれを撮影するためでもあった
相変わらずの逆光でしたが……
さて、発電所からのアクセス路走破はできませんでしたが 今度は反対側から訪ねてみようと思います
アクセス路は 発電所から南の方へ伸びていました
地図見ればわかりますが 南に道が伸びていると 最終的に笹間川と大井川に挟まれる形になるので 笹間川か大井川どちらかを渡らなければなりません
まぁ、大井川渡るのは無茶なので 自然と笹間川を渡ることになります
川を渡るには橋が必要なので 何らかのものが残ってるかもしれません
──そして、それには心当たりがあった

吊り橋の跡である

小さい頃から わりと川根町(現 島田市)には遊びに来ていたのだが 4年ほど前にふらりとそこらへんを散歩してた時に 見つけたものである
もちろん当時小学生だった自分は なぜこんなところにあるか 特に疑問を持たなかった
──そんなこと言ったら 今でもまだ中3ななのだけれども

吊り橋の前には 大日如来が入っていたと思われる祠があった
さて、この吊り橋 もちろん橋自体は架かっていない
というわけで、この反対側を調べるために笹間川に降ります

そして結局 川を渡ることに…

そんな感じで、吊り橋の反対側へ
結構軽いノリですが 登るの大変でした
以下 危険ですのでご注意を

道は続いてるみたいなので 進んでみましょう

──って待てよ?
道は吊り橋から南へ続いてる
これがアクセス路ならば 途中でトンネルやら切通やらで反対側である大井川側へ行かなければならないのでは?
ほんの少し期待しながら進むと

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!


見事な切通が出現
しかも、かなり深いものであった
突然の出現にしばし感動…

切通を過ぎると 崖に沿って道が続いてました
崖の下には大井川が流れてます
もうこれで、この道は発電所のアクセス路で間違いないでしょう
とりあえず、進めるところまで進んでみよう──と、素直に戻ればいいのに進んでしまったのだ(フラグ)

倒木はありますが 意外にも綺麗に平場が残ってるぞ……


崩落地点

もうさっきからいじめられてる気がするのだが(´・ω・`)


また崩落

行けると判断し 慎重に進んだ
しかし……

意外にも足元が安定しておらず どんどん足場が崩れていく様はしたすらに恐怖であった
結果 前にも後にも進めなくなった
元々 地形的に高巻きも不可能だったので こうなったらどうしようもない
下を見るとこんな感じ──こりゃ死ぬな
とりあえず、 手元のスマホを手に取る 意外にも電波は入ってたので Twitterで「30分後に再び浮上してなかったら大井川に転落してるんであとよろしく」とつぶやいとく
ちなみに 万が一川に落ちても 水かさ低いのですぐ発見されるだろう
生きてるかどうかは別として

文章にすると 全く持って重みがないのだが 冗談じゃなく死を覚悟した瞬間だった
しかし、どっちにせよ このまま立ち止まっても足場ごと崩れて\(^o^)/オワタ になるので どうにか崖にしがみついて脱出した
ちなみに、この時既に この先の平場は消滅していた

先ほど死にかけた現場です
ちなみに、他の水力発電所を探索した際には 山の斜面を滑り落ちてデチイチ壊したことあるので(だから今回はスマホで撮影してる)発電所系の廃墟行くと必ず何か良くないことが起こってる気がする
結論
笹間渡発電所へのアクセス路は現存する
しかし 廃道化が進み 崩落が多数あり 現在はアクセス路としてほぼ使用できない
ネットに上がってなかったアクセス路があることが判明しただけでもよしとし 撤退することにした
オブローダーの方なら もしかしたらアクセス路走破できるかもしれませんね
廃道の怖さを思い知った1日でした

ちなみに、先ほどの吊り橋に行き着くまでに踏切を渡るのだが その踏切の名前が「旧川根道踏切」でした
もしかしたら あの廃道は 旧川根道由来なのかもしれません
──旧川根道ってなんだ?
この後 近くの図書館行ったら 見事に休館日で 川根道については分からず終いに
ネットにも 大した情報はなく 詳細は不明のまま終わりました
【おまけ】



再び大井川第一橋梁に戻り撮り鉄



Instagram加工
この後 川根温泉に入ってから 帰りました
受験生なのになにやってるんだろうか…
【関連記事】
山の中に忘れ去られた廃発電所【旧和賀川水力発電所】
【笹間渡水力発電所レポ】
その2
茶畑に眠る廃発電所【笹間渡水力発電所跡 その2/発電所遺構探索】
その3
茶畑に眠る廃発電所【笹間渡水力発電所跡 その3/アクセス路編】
【注意】
廃墟 廃道探索は自己責任でお願いします
なお、笹間渡水力発電所の発電所建物は私有地です
また、大井川及び笹間川は ダムの放流によって水量が変化します
水量が多い時の渡河は危険ですのでご注意を


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