神奈川県道738号・静岡県道337号仙石原新田線/湖尻峠登山道区間

酷道とか登山道とか

前回のつづき


神奈川県道738号線、県道737号線と共に酷道、険道と知られるこの二つの路線だが 実はどちらも歴史ある道である

長尾峠の古道で紹介したように 県道737号線は現在の乙女峠の道が開拓されるまで旧箱根裏街道として機能していた道が由来である
その後、神奈川県側のみが県道指定され、現在の点線県道の状態になった
県道738号線もまた 仙石原から湖尻峠を抜け 深良村で旧矢倉沢往還(旧足柄街道とも)と合流していた古道が由来となっている

江戸時代に入り この湖尻峠の道には関所が設けられなかった為 通行禁止とされていた(これは長尾峠も同じ) しかしこの下には江戸時代に箱根用水が掘られていたので人の往来は少なからずあったと思われる
その後 こちらは静岡県側も含めて県道指定された 静岡県側も県道指定された理由は現在静岡県が管理する箱根用水とその関連施設(発電所など)があった影響で長尾峠と違い車道が整備されたからである

静岡県は車道を開通する予定であった点線県道が多い その反面 神奈川県は古道由来の道は基本県道指定されてるため その両者の方針の違いが、これらの県道にはよく表れてる


さて、本題に入ろう 前回の謎の廃道区間の続きから この点線県道を登る


正直、これが県道である点を除けば 何かがあるわけでもない


延々と石畳が続いてる


歩道管理番号 長尾峠の道は箱根町と書いてあったがこちらは神奈川県となっている つまり神奈川県が管理しているのか……
え、あの麓の謎の廃止区間は現道の方を神奈川県が管理しているのかな?


最後の階段


最後の坂


湖尻峠到着
深良水門から 廃道の探索時間を除くとちょうど20分であった
写真も取らず 何も考えないで登れば15分ぐらいで着いちゃうのか


湖尻峠の説明 この写真で説明を省略する


湖尻峠では 箱根外輪山の峰を辿る登山道と芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインとそれぞれ交差する

そういえば、芦ノ湖スカイラインと箱根スカイラインの二つがあるのは何故なんだろう
芦ノ湖スカイラインは箱根峠から湖尻峠と湖尻峠から湖尻水門までを結び 箱根スカイラインは湖尻峠から長尾峠までを結んでいてる

まぁどうせ名称の違いは経営母体の違いだろう 芦ノ湖スカイラインは芦ノ湖スカイライン株式会社による運営であるが 元々は箱根小涌園の運営母体と同じ藤田観光が建設した有料道路である
対して箱根スカイラインは静岡県道路公社の運営である

先に建設されたのは芦ノ湖スカイラインの方で1960年に箱根町から御殿場市大字神山小字丸獄落合まで認可がおりている

小字丸獄ってどこだ? 神山は広いので 現在でも 尾尻、町屋などの小字が日常的に使われてる だけど丸獄は知らない…って思ったけど、これ小字考えなくまでもなく、あの有名な某廃墟の住所やん つまり長尾峠の西側が終点であった……ん?

そこ、箱根スカイラインの起点だよな?

1962年に芦ノ湖スカイラインが湖尻峠まで開通して その10年後に湖尻峠から湖尻までと箱根スカイラインが開通している この10年間になにがあったんだろうか、この間に西武と東武が繰り広げた箱根山合戦は終わったが たぶん関係あるまい (まだ抗争中だった1962年に湖尻線の認可が下りてるけど 終点が西武が道路計画立ててた仙石原の某所までになってるけどたぶん関係ないと思いたい)
この時代 多少免許は大袈裟にとるものだったし 大方 道路計画を知った静岡県が 県道337号の整備と共に公費で静岡県側にスカイラインを造った というのがおそらく事の真相でしょう

だって、芦ノ湖スカイラインが造られなければ 県道337号線の車道が湖尻峠まで来ることはなかっただろうしね


あれ、話がすごい脱線したや
今日は点線県道の話だったのに


さて、この湖尻峠で神奈川県から静岡県へと変わり 仙石原新田線の路線名も神奈川県道738号から静岡県道337号へと変わります
そしてなんと静岡県側には車道もあります!!!!!
前途の通り 芦ノ湖スカイラインの建設によりアクセス路として整備されたらしい が裏付けは取ってない

そして上の写真の2.0m制限で察せ


険道へようこそ

つづく

今回、GPSの制度が非常に悪かった

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